よろい結び

ここではロープの中間に大きさが変化しない輪を複数作る結び方『よろい結び(マン・ハーネス・ノット)』の手順を紹介しています。

よろい結びは、ロープを肩に掛けて重量物を引く際に使われていました。

アウトドアで懐中電灯や調理器具など小物をぶら下げたり、洗濯ロープとして使用すれば強風でもハンガーが片寄らないので便利です。

ただし「引き解け結び」と同様、強い力には弱く解けやすいのでクライミング等には不向きです。

 

よろい結びの主な特徴

  • ロープの中間に複数の輪を作る結び方
  • 輪の大きさは変わらない
  • 強度が弱く解けやすい
  • 別名:「砲兵結び」
  • 英名:「マン・ハーネス・ノット」

よろい結びの手順

1.ロープの中間に輪を作り、交差で下になっている側(図の緑部分)を図のように重ねる。

2.輪の上部を重ねた部分の下から通し、引き出す。

3.交差部分を押さえながら引き締める。

4.よろい結びの完成です。