ここではロープの先端に輪を作る結び方『二重引き解け結び(イングリッシュマン・ノット)』の手順を紹介しています。
二重引き解け結びは輪の大きさを自在に変えることができますが、一度強く結んでしまうと解くのが難しい結び方です。
引き止め結びのように輪を自由に調整するのは困難ですが、強度は高くなります。
二重引き解け結びの主な特徴
- ロープの先端に輪を作る結び方
- 強く引き締める前であれば、輪の大きさを変えることができる
- 硬く締まると解きにくくなる
- 英名:「イングリッシュマン・ノット」
二重引き解け結びの結び方手順
1.ロープ中間に図のように輪を作り、輪の右側(図の緑部分)を先端側に重ねる。
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2.図の緑部分を輪の上から引き出し、さらに先端・根元部分と引き締める。
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3.先端を根元部分に手前から奥へ巻きつける。
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4.さらに先端を上から輪に通す。
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5.2つ目の結び目を引き締める。
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6.最後に輪と根元部分を引き締める。
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7.二重引き解け結びの完成です。