ここでは2本のロープをつなぐ基本の結び方『本結び(スクエア・ノット)』の手順を紹介しています。
本結びは同じ材質・同じ太さのロープ同士をつなぐのに適しており、滑りやすい人工繊維ロープや太すぎるロープには不向きです。
※「外科結び」を用いれば、より強固な結び方になります。
本結びの主な特徴
- ロープをつなぐ際の基本的な結び方
- 同じ材質・太さのロープに利用
- 滑りやすい材質のロープには不向き
- 硬く締まると解きにくくなる
- 別名:「真結び」「片結び」「こま結び」
- 英名:「スクエア・ノット」「リーフ・ノット」
本結びの手順
1. 2本のロープを交差させ、一方のロープ端をもう一端にひと巻きする。
※ここでふた巻にすると、より強度が高い外科結びになります。
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2.図の緑丸部分で上になっているロープ(図では”青ロープ”)を上にして、もう一度交差させる。
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3.一方のロープ端をもう一端にひと巻きする。
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4.両端を左右に引き締める。
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5.本結びの完成です。
注意
【手順2】で、上になったロープを下にして交差した場合・・・
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力が掛かると解けやすい「縦結び」になってしまうので注意して下さい。
「本結び」と「縦結び」それぞれのねじれ方を覚えておきましょう。
本結びを解くには
1.どちらか一方のロープを図の方向に引っ張る。
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2.するとロープが真っ直ぐになり、矢印の方向に引き抜くことができます。